アリババ、韓国データセンターをソウルに開設
アリババクラウドは、韓国ソウルにデータセンターを開設しました。
同社は2021年10月に初めて韓国のクラウドリージョンの計画を発表しました。同社は現在、グローバルで26のリージョンと82のアベイラビリティゾーンを運営しています。
新しいリージョンがどのような施設にあるのかは明らかにしていません。
Alibaba Cloud Intelligence Korea and Japanの責任者Unique Song氏は、同日に韓国メディアの記者と開いたオンライン記者会見で次のように述べています。「韓国の顧客から高まるデジタルトランスフォーメーションの需要に応えるため、韓国にデータセンターを設立しました。」
Alibaba Cloud KoreaのリーダーStone Nee氏は、次のように述べています。「新しいデータセンターの設立にともないで、韓国で約2000人の情報技術(IT)専門家を養成し、顧客が人材不足によるイノベーションの遅れを回避できるようにします。」
マイクロソフトは2017年に韓国で、ソウルの中部リージョンと釜山の南部リージョンの2つのリージョンを立ち上げました。現在、ソウルには3つのアベイラビリティゾーンがありますが、釜山には1つのみです。AWSは2016年にソウルリージョンを立ち上げ、2019年に3つ目のAvailability Zone、2020年に4つ目のAvailability Zoneとリージョンを拡張しています。Googleは2020年に韓国リージョンを立ち上げました。
Digital Realty、エクイニクス、SC Capital Partners、CPP Investmentsはいずれもソウルでハイパースケール施設の展開を計画しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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