インテルCEO、「コストが高すぎ、マージンが低すぎる」とし、人員削減をまもなく実施と発表

インテルのCEO、Pat Gelsinger氏は、同社が収益性の向上を目指す中、「的を絞った人員削減」を計画している事について従業員に対し説明しました。

Oregon Liveが報じたこの社内通達は、同社が数千人の従業員の解雇を計画しているとする複数の報道がなされる中、発表されました。

「これは常に難しい決断ではあるが、私たちのコストは高すぎ、マージンは低すぎる。私たちは、それに対処するための行動を取らなければならない」Gelsinger氏は、従業員向けのビデオ演説でこのように述べていました。

Gelsinger氏は、来月初めにさらなる詳細を発表することを約束しました。

このコメントは、PCプロセッサーの売上が急速に減少し、数千人が職を失う可能性があるとブルームバーグが報じたことを受けてのものです。いくつかの部門では、20%もの人員が削減されると予想されています。尚、同社は昨年末時点で12万1千人の雇用を抱えています。

低迷する事業を徐々に立て直し、半導体製造事業をサードパーティ製にまで拡大しようとする動きの中、インテルの株価は今年に入って50%以上下落しました。

同社の工場建設は、数百億にのぼる州や連邦政府の支援によって支えられています。昨年、Gelsinger氏は、税金による補助金が 「アメリカ人の何百万もの雇用を支える」とする議会への書簡に署名しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。