マイクロソフト、全社で1,000人の従業員をレイオフ

マイクロソフトは、同社の複数部門の約1,000人の従業員を静かにレイオフした模様です。

Insiderが最初に報じたこの人員削減の真の規模についてはわかっていません。

今回のレイオフで、Xbox、Xbox Cloud、Microsoft Strategic Missions and Technology organization、Azure、およびMicrosoft governmentの各部門が影響を受けた模様です。

Insiderによると、Mission Expansionクラウドガバメントチームもレイオフの対象になる可能性があるとのことです。

「あらゆる企業と同様、我々は定期的に業務上の優先事項を考慮し、それに応じて構造的な調整を行っている」マイクロソフトは声明でこのように述べています。「我々は、今後1年間、事業への投資と主要な成長分野での雇用を継続する」

同社は7月に18万人の従業員の1%弱をレイオフすると発表し、5月以降、採用を減速しています。

また、この1年間で多くの著名な幹部がMicrosoft Azureを去りました。

7月には、Cloud Infrastructure Lease and M&A部門の副社長が退職し、GLPのグローバルデータセンター事業の社長に就任しました。

その前月には、AzureのコーポレートVP兼グローバルインフラ部門トップのTom Keane氏が、「世界のコンピュータを舞台に、次のステップを目指す」として21年間にわたるマイクロソフトでの勤務に終止符を打ちました。

その1週間後、グローバルデータセンター建設部門の副社長がMetaに移籍しましたが、実は彼はその1年前に非競合契約を理由に退社していました。

その数日後、AzureのIoTコーポレートバイスプレジデントが「退職」しましたが、彼はまだ他の業務に対し前向きであることをほのめかしていました。

Cortanaの共同開発者であるEd Doran氏は、今年8月に13年間在籍したマイクロソフトを退職し、その後すぐにグーグルに入社しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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