パートナーズ・グループがEdgeCore Digitalを買収

この資金調達により、パートナーズ・グループは2018年に立ち上げたEdgeCore社の株式の過半数を取得し、シンガポールの政府系ファンドGIC、カナダの年金基金OPTrust、Mount Elbert Capital Partnersから8億ドル超の出資を受ける予定です。

「テーマ別投資アプローチを通じて、サービスプロバイダーがクラウドに移行する企業をサポートするためにより多くの容量を配備していることから、米国におけるデータセンターに対する需要が高まっていることがわかりました。パートナーズ・グループのマネージングディレクターEd Diffendal氏は、こう述べています。「我々は、このプラットフォームを構築することを楽しみにしています」

昨年、アイスランドのデータセンター事業者atNorthを買収したパートナーズ・グループのさらなる投資になります。また同グループは昨年、合計4件のデジタルインフラ投資を行いました。

EdgeCoreは、アリゾナ州フェニックスとシリコンバレーにまたがり、米国内で6つのデータセンター・キャンパスを運営しています。同社は、英国バークシャー州のHP社オフィス跡地にデータセンターを建設する計画を提出しました。

デンバーに拠点を置く同社は、ITサービスマネジメント企業CoreSiteの元最高経営責任者であるTom Ray氏が率いています。

「私たちは、全米でビジネスチャンスのパイプラインを特定し、パートナーズ・グループのインフラストラクチャー・プラットフォームに関する幅広い経験と資金力が、現在および将来のビジネスチャンスを実現できると信じています」と、Ray氏は付け加えています。

パートナーズ・グループは、Latham and Watkins、KPMG、Clifford Chance、Ropes & Grayから、EdgeCoreは、Greenberg Traurig、RBC Capital Markets、Ernst and Youngの各社からアドバイスを受けました。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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