QTSの「ゴー・ショップ」期間が終了、Blackstoneによる買収は順調に進行中

QTS Realty Trust は、40日間の「ゴー・ショップ」期間の終了を発表し、既報の通り Blackstone Infrastructure Partners と Blackstone Real Estate Income Trust, Inc.の傘下となります。

6月にQTSは、上記投資会社に100億ドルで買収されることを発表しました。この契約の一環として40日間の 「ゴー・ショップ」 期間を与えられ、その間に積極的に他の買主を募り、検討することが可能でした。

QTS によるとこの期間中、関心のある第三者から積極的に買主からの提案を募りましたが、期限までに代替買収案を提示した企業はありませんでした。

その結果Blackstone と取引は、QTS の株主による承認とその他の慣習的な完了条件の充足を条件に、2021年の下半期に完了する見込みとなりました。

2003年に設立され、カンザス州オーバーランド・パークを拠点とする QTS は、北米と欧州の28カ所に700万平方フィートを超えるデータセンターを所有する不動産投資信託です。同社は2012年にニューヨーク証券取引所にIPO(新規株式公開)しました。

昨年、同社はアトランタとオレゴンに新たな施設を開設し、最近ではアトランタにさらに100万平方フィートの施設を建設する計画を発表しました。

今月初め、Blackstone は、Corporate Office Properties Trust と最新のジョイントベンチャーを立ち上げ、2つのデータセンター施設を買収しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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