NextDC、4億豪ドルの融資枠を確保

オーストラリアのデータセンター企業NextDCは、成長資金として4億豪ドル(2億7900万米ドル)の融資枠を確保しました。

同社は今週、「継続的な成長」のために4億豪ドルの新規優先融資枠のシンジケートローン契約を締結したことを発表し、満期日は2026年12月であることを明らかにしました。

「この追加融資により、NextDCは中長期的な成長に向けてさらなる余力を得ることができる」、と同社は述べています。

同社によると、この新規借入を含めると、流動性は約20億豪ドル(13億9000万米ドル)となり、この中には約4億6400万豪ドル(3億2300万米ドル)の現金と15億豪ドル(10億4000万米ドル)の未使用融資枠が含まれています。

NextDCは、既存の25億豪ドルの優先株式債務について、「アジア太平洋地域における成長戦略に対応するため」、財務制限条項と条件を有利に変更することを貸し手から承認されたと発表しました。

HSBCとNABが主幹事、引受人、ブックランナーを務め、NextDCの既存融資団とシンジケート化されました。財務アドバイザーはCadence Advisoryが、法務アドバイザーはHerbert Smith Freehillsが担当しました。

NextDCは、ブリスベン、キャンベラ、アデレード、ダーウィンシドニーメルボルン、パース、サンシャインコーストで運用中、および建設中の施設を保有しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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