Huawei、ロシアとベラルーシを他のCIS諸国から分離へ

分離の理由は現時点では不明

Huaweiが、ロシアとベラルーシのコーポレート部門を、CIS(独立国家共同体)ブロックの他の国から分離することが明らかになりました。

この新たな体制は、2023年初頭から始まると、同社に近い関係筋からの情報としてロイターが報じています。

この動きはロシアのメディアでも報じられており、Vedomosti dailyは、ソ連崩壊後に設立されたCISの他の加盟国は、Huaweiのバーレーン事務所の監督下に置かれることになると報じています。

DCDはHuaweiにコメントを求めていますが、なぜこのような動きになったのか、詳細は明らかにされていません。

この動きは、ロシアによるウクライナ侵攻と、それに続く同国への制裁措置と関連していると思われます。通信およびデータセンター業界の数多くのグローバル企業が、今回の侵攻を受けて、ロシア事業の売却や閉鎖を検討しています。

なお、CISとは、ロシア、ベラルーシに加え、アルメニア、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス、モルドバ、タジキスタン、ウズベキスタンを含む国々で 構成されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。