WhatsAppが世界各地でダウン、Metaサービスの大規模障害に

メタバースの準備が整ったなんて誰が言った?

メッセージングサービスのWhatsAppが世界各地でダウンし、ユーザーは延々と続く「接続中」のメッセージに直面しています。

Metaが所有するこのチャットプラットフォームは、米国東部時間午前3時頃からダウンしている状況です。

WhatsAppは声明の中で、「現在、メッセージの送信ができない方がいらっしゃることを認識しており、できるだけ早く全ての方にWhatsAppを復旧させるよう取り組んでいます」と述べています。

WhatsAppの月間利用者数は約20億人で、全体の何パーセントが影響を受けているかについては分かっていません。

その規模の大きさゆえに、障害は実世界に多大な影響を与える可能性があります。昨年の6時間にわたる障害では、ブラジルの労働者が無給になったとThe Vergeは伝えています。

昨年の大規模障害は、Facebook、Instagram、Oculusなど、他のMetaのプロパティもダウンさせました。今回はこれらのシステムは障害による影響は受けていないようです。

前回の問題では、数百万人のユーザーが競合するプラットフォームであるSignalやTelegramに移行する事態も発生しました。1月にWhatsAppのプライバシーポリシーが不評のアップデートが行われた後、Signalの利用者が記録的に増加し、このプラットフォームが24時間以上クラッシュする事態となりました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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