Nvidia、米国の規制強化を受け、中国向けに3つのAIチップを計画

A800、H800も禁止対象とされ

Nvidiaは中国市場向けに3つの新しいAIチップのリリースを計画しています。

これらの製品は、米国政府が中国へのハイエンド半導体の輸出に厳しい制限を制定したことを受けての動きとなります。

A100およびH100 GPUの輸出が制限されたことを受けて、Nvidiaは中国向けに改良されたA800およびH800製品ラインを開発しました。そして8月までに、現地のハイテク大手は10万基余りのA800 GPUを注文しました。

しかし、これら2つのチップは、ワシントンの輸出管理レジームの10月の改定で禁止対象とされ、Nvidiaは現在これらを北米、中南米、欧州、アフリカ、インド向けに再販しようとしています。

SemiAnalysis の報道によると、Nvidiaは中国向けにHGX H20, L20 PCIe, L2 PCIeチップのリリースを計画しているとのことです。これらの半導体製品は、輸出規則に準拠するよう再び設計された、既存製品のカットバックバリエーション(縮小版)です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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