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Digital Realtyの野望【特集】


幅広い視点


Stein氏は、他の業界と同様の幅広い要因に関心があります。「2014年に私がCEOに就任したとき、特に供給源の持続可能性に関する方針を強調しました。Nareitの議長として、私は政府とともに政策課題を設定しました。持続可能性は大きな課題です。それは単なる電力だけではなく、水でもあり、建物そのものです。我々は可能な限りリサイクル素材を使用するよう努めている。私たちは、ガバナンスや社会的責任など、他の分野にも敏感であろうとしています。」

多様性に関して言うと、Digital Realtyの取締役会には1人の女性が就任しており、そしてそれを増やそうとしています。「社内でこれは大変です。不動産業界は男性に支配されており、データセンター業界では更に厳しいです。エントリーレベルのポジションでできるだけ多くの女性を募集する努力をしています。」しかし中堅ポジションに就く女性を見つけるのはまだ難しい、と彼は言います。だからこそ、採用、トレーニング、そして育成がすべてだと。

Stein氏は、新たな領域への進出のアイデアについて驚くほどリラックスしています。おそらく、既存事業で物事がうまく機能しているからでしょう。「我々は中国では建設や投資を行っていません。我々はそれを何度も検討してきたし、中国の顧客ともビジネスをしているが、良い仕組みが見つかりませんでした。」

同様、同社はサハラ砂漠以南では小さな投資(ケニア)のみで、そしてインドではまだ調査を進めている段階であり、現在Adani Groupとの実現可能性に関する調査に取り組んでいます。


Data Center Dynamics

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