
Wingu.AfricaがRMBから6,000万ドル資金調達しデータセンター拡張
ジブチ、エチオピア、タンザニアでの拡張資金に充当
汎アフリカのデータセンター企業であるWingu.Africaは、新たな資金を確保し、その展開を加速させています。
同社は今週、ジブチ、エチオピア、タンザニアのデジタルインフラ開発を支援するため、Rand Merchant Bank(RMB)から6000万ドルの資金を確保したと発表しました。
WinguのグループCEOであるAnthony Voscaridesは、次のように述べています。「これは単なるインフラへの投資ではなく、アフリカのデジタル独立への投資です。私たちは、イノベーションに力を与え、経済成長を加速させ、アフリカを未来につなげる能力を拡大しています。」
Wingu.Africaは4か国でデータセンターを運営しており、ジブチに2か所、ソマリランドに1か所、タンザニアに1か所、エチオピアに1か所の施設があります。Winguは、創業者とサブサハラ・アフリカの中堅投資会社であるAfrica Capitalworksによって所有されています。
同社によると、ジブチ、エチオピア、タンザニアで「積極的な拡大」を進めているとのことです。
RMBは、FirstRand Bank Limitedの一部門であり、アフリカの企業・投資銀行です。これまでにもWIOCCのオープンアクセスデータセンターや、Cassava Technologies傘下のアフリカデータセンターに融資を行っています。
RMBのシニア・トランザクターであるCorrie Cronjeは、「アフリカ大陸全体のデジタル成長を促進するという、Wingu Africaのコミットメントを支援できることを誇りに思います。東アフリカ全域に、必要不可欠なデジタルインフラの展開に資金を提供することで、私たちはすべての人につながる未来に投資しています」と語っています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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