Google、Railway.comのクラウドアカウントを予期せず停止

問題はすでに解決済み

クラウド型PaaSプロバイダーであるRailway.comは、今週初めにGoogle Cloudのアカウントが予期せず停止されたとしています。

The Registerの報道によると、この停止は原因が明確ではないまま発生したようであり、これによりRailwayでは大規模な障害が発生しました。

この障害は5月19日深夜(EDT)に発生しました。当時、Railwayのステータスページでは、顧客からさまざまな問題が報告されているとして「広範囲なサービス障害を調査中」である旨が記載されていました。

同社のソリューションエンジニアであるAngelo Saracenoは、The Registerに対し、Google によってアカウントが停止されたことで、同社のリソースにアクセスできなくなったと話しています。同氏は「Googleの当社担当者たちも困惑し、当社顧客は激怒していましたし、私達も激しく憤りを感じています。現在も詳細を把握しようとしています」と述べました。

Railwayは以前からGoogle Cloudとの間で問題を抱えており、2024年にはインフラの一部をコロケーション型データセンターへ移行することを選択していました。しかし、一部のデータベースが依存するコントロールブレーン(制御層)をGoogle Cloud上に残しており、同クラウドプラットフォームの利用に年間8桁ドル規模の支出を行っています。

5月20日の早朝までに状況は改善し始めました。Railwayは「より多くのワークロードが復旧しつつあります。復旧中一部のユーザーには依然として断続的な問題が発生する可能性があります。エンタープライズ以外のデプロイは一時停止したままですが、エンタープライズ向けのデプロイは影響を受けていません」と発表しました。

DCDはこの問題について、Googleにコメントを求めています。

クラウドプロバイダーは、利用方法が利用規約違反と判断された場合にアカウントを停止することで知られています。例えばマイクロソフトは、パレスチナ人に対して大量の監視目的で自社技術を使用していたとする調査結果を受け、イスラエルの8200部隊との契約を解除しました。

また、同社はEUの制裁パッケージの一環として、2024年に ロシア企業へのクラウドサービスへのアクセスを停止したほか、2025年7月にはロシアのRosneftとの関係を理由に、インドのNayara Energyへのサービスを遮断しました。

これらのケースでは停止は意図的なものでしたが、偶発的なアカウント停止が発生することもあります。2024年にはGoogleが誤って年金基金UniSuperのプライベートクラウドのサブスクリプション契約を削除し、1週間にわたる障害を引き起こしました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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