NextDC、4億ドルの資金調達、新型コロナの影響を警告

新たなS3データセンター建設は進行中だが、コロナ不況が影響を与える可能性も

オーストラリアのデータセンター事業者NextDCは、シドニーの新施設の資金を6億7,200万豪ドル(4億4,000万ドル)まで引き上げたいと考えています。しかし、同社は、新型コロナ(Covid-19)の蔓延による長期的な影響が不確実性を引き起こすと警告しています。

投資銀行のCitiとRBC Capital Marketsは、データホールの追加や新たなサイトの買収など、同社の事業拡大に向けた資金調達のオファーを処理しています。1株あたりAU $ 7.80($ 4.70)として、同社は通常株価から約AU $ 9($ 6)の割引を受けています。

NextDCは、現在シドニーのGore Hillで新たなS3施設の建設工事を進めています。サイトは中央ビジネス地区から10 km、NextDCのS1/S2施設から7 km/8 km離れた場所にあります。第1フェーズの建設費用は、3億5,000万豪ドル(2億1,000万ドル)程度と予想されています。第1フェーズでは12MWのIT負荷容量が提供され、2022年前半までに合計80MWの容量増加が見込まれています。

成長、そして新型コロナの不確実性

「S2で既に受注済みの強力な実績と、将来のセールスパイプラインによる成長への確信に基づき、NextDCは、シドニーで予想される需要と、期待される収益を確信している。そしてそれは、シドニーの第3世代データデータセンターへ向けた次のフェーズの投資を保証するものであると確信している。」とNextDC CEOのCraig Scroggie氏はこう株主に語っています。

「NextDCは、新型コロナによる混乱した市場環境の中でも、データセンターサービスへの大きな需要は引き続きあると見ている。」と彼は付け加えました。

一方、NextDCは株主に対し、新型コロナウイルスの発生に伴う、政府対応の不確実性、そしてオーストラリア国内の景気後退の可能性について警告しています。

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「結果的に、運用が長期間の中断や一時停止に追い込まれると、運用や財務業績、そしてNextDCの今後の見通しに重大な悪影響が生じる可能性がある。」

NextDCは、会計年度上半期の売上高は1100万豪ドル(600万豪ドル)も急増し、合計で9500万豪ドル(5700万豪ドル)に達したと報告しています。しかしながら、2019年上半期に計上された300万豪ドル(600,000米ドル)と比較して、およそ500万豪ドル(300万米ドル)の純損失の増加が見られました。

Data Center Dynamics

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