
ナイジェリアのゼニス銀行、データセンター火災による障害に見舞われる
今年4件目の大規模データセンター火災事故、数百万人が銀行サービスを受けられず
ナイジェリア最大の銀行で発生した障害は、同社のデータセンターでの火災が原因であったとされています。
現地メディアTechCabalの報道によると、ゼニス銀行のバックアップ電源システムで火災が発生し、データセンターの停電が誘発された模様です。
この障害は午前7時に始まり、同行のサービスの多くが停止したため、数百万人の利用者に影響が及びました。
TechCabalによると、同銀行は災害復旧用データセンターを設けていたものの、アクティブ・アクティブで作動しなかったといいます。現在、サービスは手動で切り替えられており、本日中にオンライン復帰できる見通しとのことです。
業界で最も注目を集めた火災事故は、2021年に発生したOVHcloudのストラスブール・データセンターの全焼事故です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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