IBM CloudがAMD Epycをベアメタルサーバで提供

第2世代EpycをIBMデータセンター全体に展開

IBM Cloudは現在、 ベアメタルサーバ 上で第2世代AMD Epycチップを提供しています。

サーバは現在、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にわたるIBMのデータセンター全体に展開されています。

デュアルソケット

Epyc 7642デュアルソケット・ベアメタルサーバには、プラットフォームごとに96個のCPUコアを実装し、ベースクロック周波数は2.3GHz、最大3.3GHzまでブーストします。サーバには、ソケット毎に8つのメモリチャネル、最大4TBのメモリをサポート、および最大24台までのローカルストレージドライブを搭載可能です。

IBMクラウドインフラストラクチャサービス部門GMのSatinder Sethi氏は、次のように述べています。「この新プロセッサにより、IBM Cloudの利用ユーザに対し、今日最も過酷なワークロードのニーズを満たす為に、プラットフォームの最適な選択肢や柔軟性を提供できるようになる。」

AMDの データセンター および組み込みソリューション部門のSVP兼GMのForrest Norrod氏は、次のように付け加えています。「第2世代AMD Epycプロセッサをクラウド事業者にとって重要な箇所に展開し、クリティカルワークロードに対し、コア、スケーラビリティ、およびスループットを提供していく。」

– shutterstock

AMDは、x86 CPUラインで何年にもわたり成功を収めてきましたが、Epycプロセッサラインの立ち上げ以来、競合のIntelから大規模顧客や市場シェアを獲得しています。

第1世代(7001シリーズ)EpycでAMDは足がかりを築き、新しいRome Epycプロセッサを昨年の第3四半期にローンチしました。第3世代の「Milan」Epycプロセッサは、今年後半に発表される予定です。

AMDの最新の四半期決算では、収益は前年比49.9%増の21億3000万ドルに達したようです。

Data Center Dynamics

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