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コロケーションの復活【特集】

クラウドのアーリーアダプターは、コロケーションサービスに回帰してきている。しかし、生まれ変わったコロケーション顧客は以前と大きく異なり、事業者は全く新たな課題に直面している

ここ数年、「コロケーションは時代遅れであり、いずれクラウドに取って代わられる」という考え方がありました。しかし、この考えは事実に反しています。

コロケーション市場は今も成長を続けています。しかし、以前と同じ市場ではありません。クラウドを早い段階で導入したユーザーは、部分的にコロケーションに回帰してきています。

クラウドをすべての未来を左右するものとして捉えることが流行しています。クラウドは大量のワークロードを処理でき、サービスは簡単に購入でき、そして拡張性もあります。それなのに、わざわざラックやサーバーを購入して、リテール・コロケーションスペースに設置する必要があるのでしょうか?クラウドに仕事を任せて、本来の仕事に専念した方がいいに決まっています。

市場の数字は別の動きを示しています。多くのプロバイダーの予測を平均すると、コロケーション市場は全体として年率でおよそ16%の大幅な成長を遂げているようです。今後10年間で市場規模は4倍になり、2020年には約4,600万ドルだったものが、2030年には2,000億ドルになると予測されています。

市場調査会社によると、リテール・コロケーション市場は、大手事業者がデータセンター全体をレンタルするホールセール・コロケーション市場よりも規模が大きく、少なくとも2030年まではリテール・コロケーション市場がリードし続けると考えられます。では、いったい何が起こっているのでしょうか?

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