Etix Everywhereが新データセンターキャンパスをバンコクで立ち上げ
Etix Everywhereは、ETIX Bangkok #1ですでに4MWのIT電力を供給しており、今後の開発によりさらに大きな容量を提供する予定であることを発表しました。
このデータセンターは、4つのファイバーアクセス経路と2つの変電所からの電力供給という高いレベルの冗長性を備えた、市場初のデータセンターです。1月24日、ETIX Everywhereは、バンコクの歴史的中心部から30キロメートル離れたバンチャロンにある Genesis データセンターの67%の権益を取得しました。
このデータセンターは、現地のパートナーであるInterlink Telecomと共同開発する新しいデータセンターキャンパスの基盤となる予定です。ETIX EverywhereのグループCEOであるLouis Blanchotは、次のように述べています。
アジアで最もダイナミックな市場の1つであるバンコクでの買収を皮切りに、アジアへの進出を発表できることを非常にうれしく思います。このアジアでの第一歩は、世界中のお客様が必要とする場所で、最高クラスのコロケーションサービスを提供するというETIXの戦略における重要なマイルストーンとなります。
タイのデジタル化を推進
タイは世界のデータセンター企業から大きな関心を集めています。これは、タイ政府が国家に安全、繁栄、持続可能性を提供するために20年かけて策定した国家戦略プランに沿ったものです。最近では、アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスを支えるアリババクラウドが、タイで最初のデータセンターを立ち上げました。
Interlink Telecom PLCのCEOであるNuttanai Anuntarumpornは、次のように述べています。「私たちのパートナーシップは、活況を呈する東南アジアのデータセンターとクラウド業界を支え、共通の成功へと導いてくれると信じています。」
人口が多く、インターネットの普及率が高いタイは、パブリッククラウドやOTTサービスプロバイダーにとって重要な成長市場です。より良いサービスを提供するために、エンドユーザーの近くにデータを置く必要があり、それがコロケーションサービスの需要を高めることになります。
「当社の顧客は世界有数のクラウドおよびコンテンツサービスプロバイダーです。彼らは非常に厳しいコロケーション要件を持っており、タイで彼らの基準に合致し、拡張に十分な容量を持つデータセンターを見つけるのは困難でした」と、ETIX EverywhereのアジアCEO、Pierre Patrisは述べています。「ETIX Everywhereは東南アジアで大きな野心を抱いており、まずバンコクでこのキャンパスを開設し、ベトナムとフィリピンのデータセンターにも非常に積極的に取り組んでいきます。」
W.Media (Venkatesh Ganesh)より抄訳・転載
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