2週間が経過したRackspace Hosted Exchange障害いまだ継続中
ランサムウェアが原因の問題解決の見通しは不明
RackspaceのHosted Exchangeが劇的な障害でダウンしてから2週間が経過しましたが、いまだにサービス再開の兆しはありません。
1週間後、同社はこの障害がランサムウェア攻撃によるものであることを確認し、現在では 「金銭目的の攻撃者 」によるものであるとしています。
最新のアップデートでは、同社はサイバー攻撃の調査をCrowdStrikeに依頼したと発表しました。
Rackspaceは、「お客様にとってデータ復旧がいかに重要であるかを理解しています」と述べています。「ランサムウェア攻撃では、攻撃の性質と追加のセキュリティプロトコルに従う必要性の両方により、データ復旧作業は必然的にかなりの時間を要します。これらの取り組みについて、引き続き最新情報をお伝えしていきます。」
同社は、顧客をMicrosoft 365に移行するよう求めており、顧客の約3分の2を同プラットフォームに移行させたとしています。
顧客からは、カスタマーサービスに何時間も待たされた、サポートがほとんどない、いつサービスが再開されるのかわからない、などの苦情がソーシャルメディアに寄せられています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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