Metaが2,000億ドルのAIデータセンターキャンパス用地を狙う

Metaが、米国内の新しいAIデータセンターキャンパスに、最大2000億ドルを投資する可能性があると報じられました。

The Informationの報道によると、同社の幹部がキャンパスの候補地を訪れているとのことです。

ルイジアナ州、テキサス州、ワイオミング州が候補地として検討されています。

ロイターが引用したMetaの広報担当者の説明によると、同社はすでに今年の設備投資とデータセンターへの支出計画を開示しており、それ以上のことは 「純粋な憶測 」だと述べ、この報道を否定しました。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先月、同社は今年約1GWのコンピュートオンライン化を計画しており、2025年末までに130万台以上のGPUを導入する予定であると述べました。

同社は投資家に対し、主にデータセンターとサーバーに600億~650億ドルの設備投資を行い、AIチームを 「大幅に 」成長させる計画だと語りました。

同社は、すでにルイジアナ州での計画を持っており、同州のリッチランド・パリッシュに100億ドル規模のデータセンターキャンパスが進行中で、フル稼働時には2GWのコンピューティング容量を提供する予定です。

モンローの東約30マイル、レイビルとデリーの間に位置する2,250エーカーのフランクリンファーム跡地に建設されるこのキャンパスは、総面積400万平方フィート(371,610平方メートル)以上になります。レンダリングでは、最大9つの建物が計画されていることが示唆されています。この場所での作業は2024年12月に開始され、建設は2030年まで続く予定です。

ワイオミング州では、州都シャイアンの南、945エーカーの敷地にすでに建設を進めています。敷地面積80万平方フィート(74,320平方メートル)のキャンパスが計画されており、建設には3年かかる可能性があります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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