Kerun、AIデータセンター分野向けの統合型変圧器・変電設備ソリューションを発売

高温環境の地域を主な対象に

中国の電気機器メーカーKerun Intelligent Controlは、AIデータセンター向けの統合型変圧器および変電設備ソリューションを発売しました。

このパッケージは、中東などの高温地域を主な対象としており、変圧器、プレハブ式変電所、開閉装置、さらにインテリジェント監視システムを組み合わせた構成となっています。

Kerunによると、このパッケージはサーバー負荷による高調波干渉、継続的な高温環境での運用、そして電力密度の上昇といった高密度施設に共通する電力面の課題に対応するよう設計されているとのことです。

主な特徴として、高調波が多い環境での過熱を抑制するKファクター高調波耐性変圧器設計や、防火性能と過負荷耐性の向上を狙ったFR3植物油系絶縁油オプションが挙げられます。また、このソリューションはミッションクリティカルな負荷向けの冗長構成にも対応しており、電圧レベル、気候条件、設置環境に応じてカスタマイズが可能なようです。

このプラットフォームはインテリジェント監視システムによって制御される予定であり、同社によれば、稼働パラメータをリアルタイムで可視化し、予防保守を支援する機能を提供します。

KerunのゼネラルマネージャーであるWangは、「高温環境にあるデータセンターには、継続的な稼働負荷のもとでも安定性、安全性、効率性を維持できる電力システムが求められる」と述べています。

2004年に設立されたKerunは、電力会社、産業分野、再生可能エネルギー、長距離送電分野向けにも電力機器を供給しています。同社の製品ラインナップには、エネルギー貯蔵コンテナやEV充電インフラなども含まれています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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