AirTrunk、130MWのシドニーキャンパスに5棟目のビルを竣工
AirTrunkは、シドニー第1データセンター・キャンパス(SYD1)の5棟目(最終棟)を完成させました。
同社は、2017年にSYD1キャンパスの第1フェーズを完成させました。サイトは7ヘクタールを超える敷地に、42のデータホールにまたがる35,000平方メートル(337,000平方フィート)のテクニカルデータホールエリアを擁しています。AirTrunkのサイトによると、5棟目が同キャンパスでの開発の最終フェーズとなります。
「AirTrunkは、オーストラリアのシドニー西部に位置する130MWのSYD1データセンターキャンパスの5棟目を無事完成させた」と同社は今週、LinkedInで発表しました。「この40MW超のフェーズは予定より2ヶ月早く引き渡された」
SYD1以外に、同社は昨年シドニー北部に110MWのSYD2データセンターを開設し、更にSYD1サイトの近くにシドニーで3番目となるキャンパス(SYD3)の計画を発表しています。全てが完成するとAirTrunkはシドニー市内に500メガワットを超える容量を擁する形となります。
最近発表されたSYD3を含めると、AirTrunkは現在合計7か所のデータセンターを運営中かあるいは建設中で、シドニー以外ではメルボルン、東京(TOK1、TOK2)、シンガポール(SGP1)、香港(HK1)に施設があります。これらすべての施設がフル稼働すると、合計1ギガワットを超える電力容量を持つことになります。
今年初め、AirTrunkはシンガポール施設SGP1の第2フェーズ(最終フェーズ)がほぼ完了し、サイトの総容量が78MW以上になったと発表しました。SGP1は2019年に発表され、第1フェーズは2020年にオープンしました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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