マイクロソフト、2022年初頭までに更に4か所の中国データセンターを開設予定

マイクロソフトが、2022年初頭までに中国で新たにデータセンター4か所の追加を計画していると報じられています。

ブルームバーグの報道によると、同社はアジア全域でのサービス提供能力を拡大する広範な取り組みの一環としてこれらの施設を開設し、ここ最近のインターネットサービスに対する需要の高まりに「資本投下」を行いたいと考えているようです。

マイクロソフトは現在、中国本土に5か所のデータセンターリージョンを持ち、現地パートナー企業の21Vianetが運営しています。3月には、河北省に新たなAzureリージョンを設置すると発表しました。ブルームバーグは、この4か所の新施設がどこに設置されるかについての詳細は明らかにしておらず、マイクロソフトもコメントを控えたと伝えられています。

今後も、マイクロソフトが中国で事業を拡大する際には、21Vianetを利用することになります。同社は昨年、上海の施設の買収に続き、3月には北京で約2,000ラック規模のデータセンターを買収し、あるパブリッククラウド顧客(顧客名は不明)にリースを行うと発表しました。21Vianet CEOのSamuel Shen氏は、「Tier-1市場」でのさらなる買収対象を通じて、さらなる拡大を目指していると述べています。

Amazonも最近、中国での事業拡大を発表しています。同社は寧夏リージョンの第2フェーズの拡張計画を発表しました。尚、この施設はNingxia Western Cloud Data Technologyが運営し、床面積は第1フェーズの「1.3倍」になる見込みです。また、Sinnetが運営する北京リージョンでは、2021年後半に3つ目の アベイラビリティゾーン を設置すると発表しました。

Data Center Dynamics

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