T5、ジョージア州アトランタ郊外に300万平方ftのキャンパス建設許可を申請

リチアスプリングスに150万平方ftのキャンパス建設許可申請の2社目として

T5はジョージア州アトランタ郊外に295万平方フィートのデータセンターキャンパスの開発許可を申請しました。

また、アトランタ郊外のリチアスプリングスにも150万平方フィートのキャンパス建設を申請しています。

T5、アトランタで意欲拡大

BisNowの報道によれば、T5はT5 – ATL IVアトランタとして知られるプロジェクトについて、ジョージア州コミュニティ局に地域影響開発(DRI)申請を行いました。

アトランタの南西、カウエタ郡のウェルドンロードの南、パルメットタイロンロードの東に位置する200エーカーの敷地には、2030年まで295万平方フィート(26万4,065平方メートル)のデータセンターが7つのビルにまたがって開発される予定です。

同社はこのプロジェクトに15億ドルの投資を目指しています。

T5はアトランタ西部のリチアスプリングスに既存のアトランタキャンパスを構えており、新拠点の北約25マイルに位置します。1456 Trae Laneに位置するT5@Atlantaは、80エーカーの敷地に220MWを供給する計画です。同社は2018年からこの土地の開発を進めています。

T5のWEBサイトによると、1号棟は今年稼動し、162,500平方フィートで20MWを供給します。2 号棟は 235,000 平方フィートで 28MW、3・ 4 号棟で 476,000 平方フィートで 66MW、4 号棟単体では 314,000 平方フィートで 40MW を供給する予定です。

ロックハウスロードのデータセンターがリチアスプリングスに誕生

ジョージア州コミュニティ局に最近提出された別のDRI申請は、アトランタの東に新しいデータセンターの許可を求めています。

このプロジェクトは、ロックハウスロードデータセンターサイトとして知られています。ダグラス郡リチアスプリングスのロックハウスロード1971番地に位置するこのプロジェクトは、4棟の建物と敷地内の変電所にわたって146万5,000平方フィート(13万6,100平方メートル)に及ぶものです。

デベロッパーのTaylor & Mathisが申請したもので、現時点ではエンドユーザーが誰であるかは明らかになっていません。

申請書によると、プロジェクトの開発期間は2028年までだそうです。

1971 ロックハウスロードは現在緑地です。近くには住宅がいくつかありますが周囲には多くの工業用倉庫があります。GoogleとSwitchの施設は2マイル以内にあり、Legacy Investingが所有するPwCのデータセンターはロックハウスロードにあります。

Digital Realty、CoreSite、Switch、Google、Microsoft、Flexential、H5、QTSはすべて、アトランタ地域(主にリチアスプリングスかダグラスビル周辺)にデータセンターを持っているか、開発中です。CyrusOneは2017年頃に同地でキャンパスを開発したが、2021年に売却しました。

EdgeConneXもダグラスビルでの開発に興味を持っているようです。Vantageはダグラスビルに3棟のキャンパスを計画しています。

Edged EnergyとDataBankは最近アトランタで起工しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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