
Googleがクラウド部門で人員削減~クラウドビジネスの低調?
Googleは、Google Cloud事業の従業員の一部を解雇しています。
Bloombergの報道によると「この件に詳しい」人物の言葉を引用して、Googleはクラウド部門で100人弱の雇用を削減し、営業業務に従事する従業員に焦点を当てました。
同メディアの報道ではこれは事業とそのAIに投資するためのリソースを確保するためだとのことです。
同社はBloombergの声明で、「顧客のニーズと、今後の大きなチャンスに対応するために、調整を行っています。全社的なチームがそうしてきたように、私たちのビジネスにとって重要な分野への投資を継続し、長期的な成功を確実にするために変更を行っています」と述べています。
DCDは、さらなる人員削減が予想されるかどうかを同社に問い合わせました。
今回の人員削減は、同社が四半期決算を発表した数週間後に行われました。クラウド部門の収益は、30%増の約120億ドルに達しましたが、アナリストの予想を下回り、予想していた32.2%増の121億6000万ドルを下回りました。Google Cloudの営業利益は21億ドルで、営業利益率は前年同期の9.4%から17.5%に上昇しました。
さらに同社は、今年の設備投資額を750億ドルと見込んでおり、その大半はデータセンター、サーバー、ネットワークに充てられると明らかにしました。これはウォール街の予想580億ドルを大きく上回り、2024年の設備投資額525億ドルを大幅に上回っていることを明らかにしました。
同社は以前、2024年6月にクラウド部門から約100人を解雇し、2023年1月には約12,000人の従業員を解雇しました。
今月初め、Meta Platformsは2月11日から3月13日にかけて、従業員の約5%を解雇すると発表しました。この人員削減は、Metaが「最もパフォーマンスの低い企業」と呼ぶ人々を対象として、会社全体に広がると予想されています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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