シンガポールのデータセンタープロバイダーDC Alliance、DXNに125万豪ドルを出資

シンガポールを拠点とするデータセンター事業者DC Alliance(DCA)は、シドニー、ダーウィン、タスマニアにデータセンターを持つ、オーストラリア証券取引所上場の垂直統合型データセンターの製造・運営会社DXN Limitedに125万豪ドルを出資しました。

西オーストラリア州パースにUptime InstituteのTier Ⅲ認証を受けたデータセンターを持つDCAは、最先端の設備を持つリードインベスターとなります。

同社はまた、DXNの次期総会での承認およびオーストラリアの外国投資審査委員会の承認を条件に、125万豪ドルの第2回目の株式割当を受けるオプションを持つといいます。

今回の増資に加えて、両社はオーストラリアのデータセンター資産をクロスセルするための戦略的提携関係の構築に向けた合意を目指しています。現時点では、パースとシドニーの2カ所のデータセンターにおいて、両社が協力してデータセンターサービス、コロケーションラック、接続サービスを販売を行うことが合意されています。

DXNとの契約締結を前提に、データセンターのネットワークを拡大することで、オーストラリア全土を対象とするエッジカバレッジが強化され、業界における両社の地位を確固たるものにすることができます。さらに、両社は他の地域の市場への進出も視野に入れています。

DC Allianceエグゼクティブ・チェアマン ロイ・ウォンは次のように述べています。「同社がスタートして以来、私はずっとDXNを注目していました。DXNはDCアライアンスにとって最適なパートナーであると考えていましたが、戦略的株主としてのコミットメントと拘束力のある契約の締結により、このビジョンが動き出したことを嬉しく思います。」

「この関係がWin-Winになると強く信じています。そしてお互いのスキル、ソリューション、ネットワークを補完し合いながら、共に成長し、さらなる高みを目指すことが私たちの共通の目標です。」

DXNのCEOであるマシュー・マッデンは、こう述べています。「DXNは、DC Allianceとの出会いにより、オーストラリアやアジア地域での計り知れない可能性を感じました。DCAは、パースに優れたTier IIIデータセンターを有しており、シドニーのTier IIIデータセンターを完全に補完できます。さらに、DCAのシンガポールでのプレゼンスは、他のアジア地域への拡大のための大きな足がかりとなるでしょう。このパートナーシップには多くの相互利益があると考えており、拘束力のある契約を締結し、緊密に協力していくことを楽しみにしています」

両社は販売と市場に関する知見を共有し、コロケーション販売における共同の顧客価値提案を開発し、DXNとDCAの間で共通の製品群を確立することで、現在の顧客と潜在的な顧客の体験を向上させることを計画しています。

W.Media (Venkatesh G記者)より抄訳・転載

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