AMDが第3世代Epycサーバ向けCPUを発表

AMDは、Zen 3マイクロアーキテクチャに基づく、Epycサーバ向けCPUシリーズの第3世代を発表しました。

同社によれば、開発コード名Milanと呼ばれる新CPUファミリは、一般的なワークロードにおいて競合製品の最大2倍の処理速度を実現するとしています。 またEpyc 7003は、前世代よりもクロックあたり最大19%多くの命令が実行出来ると言います。

インテルを引き受ける

「第3世代AMD Epycプロセッサを発表し、世界最速のサーバ向けCPUを提供できることを非常に嬉しく思う」データセンター及び組み込みソリューションビジネスグループのSVP兼GMであるForrest Norrod氏はこのように述べています。

– AMD

「このプロセッサは、我々のデータセンターでのリーダーシップを強化し、顧客が今日直面している最も複雑なIT課題の解決を支援すると同時に、我々のエコシステムを大幅に成長させる。最新のサーバ向けCPUは、HPCクラウド、エンタープライズワークロードにおけるパフォーマンスを競合比で倍増させるだけでなく、AMD Instinct GPUとともに、スーパーコンピューティングでのエクサスケールの障壁を打ち破り、今まで人類の手の届かなかった問題への取り組みを支援していく」

プロセッサは、Cisco、Dell、HPE、Lenovo、Supermicroなど、ほとんどのOEMおよびODMサーバメーカーがサポートします。

また、Milanは、Google Cloud、Oracle Cloud、Microsoft Azure、Tencent Cloud、VMwareとともに、今年後半にAWSにも実装される予定となっています。

Data Center Dynamics

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