Google Cloud、US-Eastで高レイテンシと連続エラーが発生

GoogleのUS-EastクラウドリージョンにおけるCloud Load Balancingシステムの問題により、通常よりも遅延が発生し、エラーが多く発生しています。

同社は、バージニア州北部にEast4データセンタークラスターを、サウスカロライナ州にEast1クラスターを運用しています。

この問題により、「米国のピーク時(朝05:00~夜19:00)にお客様のグローバルL7ロードバランサーのレイテンシーが高くなり、エラーが増加する可能性がある」と、同社はステータスアップデートで述べています。

このエラーは、3月19日(日)米国太平洋標準時(PDT)05:56に始まり、記事公開時点でも継続中です。「現時点ではいつ解決できるか予測できていません」とGoogleは3月20日03:47 PDTの時点で述べています。

同社は、「バックエンドをus-eastから離れた地域に移動できる顧客は、ワークロードをUS-west、ヨーロッパ、アジアに移動することで改善が見られるかもしれない」と付け加えています。

しかし、「US-eastリージョンでホスティングする必要がある顧客に対する回避策は現時点では存在しない 」と認めています。

これは継続中の現象で、詳細を入手次第、更新します。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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