北朝鮮、4G加入者の登録を開始
全体的な4Gサービスは今のところ不透明
北朝鮮は4G携帯電話サービスの加入者登録を開始しました。
Daily NKの報道によれば、一部のユーザーは、同国でまだ部分的にしか開始されていないこのサービスにサインアップしています。
このサービスは、平壌の一部を含む特定の地域でのみ利用可能だと報じられています。
何人が4Gサービスに申し込んだかは明らかにされていません。
「今のところ、(4Gサービスは)平壌の中心地区でのみ利用されていると聞いています」と、ある情報筋は本誌に語っています。
「新しいネットワークに加入した人々は、インターネットを閲覧したり、番組を見たりする際に、信号が途切れることがなく、とてもいいと言っています」
同じ情報筋が、NK Dailyに語ったところによりますと、4Gの電波は、ユーザーが基地局からあまりに遠く離れると、ほとんど完全に消えてしまうそうで、多くのユーザーは、バックアップとして3Gのデバイスをまだ持っているとのことです。
NK Dailyによると、4Gの構築は中国によってサポートされており、アップグレードのためにHuaweiの中古キットを輸入しているとのことです。
Huaweiの機器は、国内の既存の3Gサイトをアップグレードするよう設定されています。
11月には、Covid-19のパンデミックのために北朝鮮のネットワークの近代化が遅れていることが報告されました。
最初の4Gモバイルネットワークは2009年に開始されました。
金正恩が統治する北朝鮮は、全体主義的な独裁国家として運営されています。同国政府は、国民が消費するメディアコンテンツを大幅に管理しています。
北朝鮮には現在、KoryolinkとKang Song NETの2つのモバイルネットワーク事業者があります。
KoryolinkはエジプトのOrascom Investment Holding (OIH)と国営のKorean Post & Telecoms Corporation (KPTC)とのJVの一部として2008年に設立されました。Kang Song NETは2015年に設立されており、より最近のことです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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