Googleがネバダ州のデータセンターに4億ドルを追加投資

ネバダ州に2つのキャンパス

Googleは、ネバダ州におけるデータセンター拠点に数億ドルを投資する予定です。

今週のイベントで同社は、リノとラスベガス郊外のストーリー郡と、クラーク郡にそれぞれあるデータセンターキャンパスをサポートするため、今年ネバダ州に4億ドル以上を投資する計画を発表しました。

資金使途の詳細は、明らかにされていません。

Google Data Centersの副社長Joe Kavaは、ネバダ大学リノ校で開催されたイベントで、「技術インフラに投資し、地元の組織を支援することで、Google CloudとAIに対する需要の高まりに対応する能力を強化するだけではなく、州の活力にも貢献しています」と述べました。

今回の新たな資金調達により、同社がラスベガス近郊のクラーク郡Hendersonに75万平方フィート(約7万平方メートル)の最初の施設を起工した2019年以来、同州への投資総額は22億ドル以上となりました。

2017年にストーリー郡のさらに北に土地を購入した後、同社はヘンダーソンの土地と、2020年のリノの新施設に6億ドルを投資すると約束しました。同社は翌年、Tahoe-Reno Industrial Center内にストーリ郡のデータセンターを開設しました。

共和党のJoe Lombardo州知事は、「Googleの継続的な投資は、州全体で成長を続けるテックハブにとって最も重要なものです」と述べました。

Googleは2020年4月に、ラスベガスのクラウドリージョンを立ち上げました。

また同社は今週、トラッキー川流域のレジリエンスを高め、タホ国有林の山火事リスクを軽減するため、National Forest Foundationに50万ドルの寄付を行うことを発表しました。

同社は6月、ネバダ州で100MWの地熱エネルギーを調達するPPAに調印しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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