Digital Realtyが本社を低税率のテキサスに移転

データセンター 不動産投資信託(REIT)のDigital Realtyは、本社をカリフォルニア州サンフランシスコからテキサス州に移転すると発表しました。近年カリフォルニア州サンフランシスコからテキサス州に本社を移転するハイテク企業は増加しています。

オラクルやHPEと同様、同社はオフィススペースを拡大するものの、多くの部門がそれに伴い移動するかどうかについてはまだ明らかではありません。Digital RealtyとOracleはオースティンに移転し、一方HPEはダラスを選択しました。先日世界一の資産家となったイーロン・マスク氏も、自宅をテキサスに移し、オースティンにテスラの新工場を建設すると話しています。

テキサス州の法人税率は1%で、カリフォルニア州の8.84%をはるかに下回っており、州に来る企業らに他の金銭的インセンティブを提供しています。また、個人所得税を徴収せず、ベイエリアよりも生活費が安いため、企業は従業員に支払う金額は少なく済みます(または同じ価格で従業員をより幸せにすることができます)。

Bye Bay(バイベイ)

Digital Realtyは、データセンター系ハイテク大手の多くが拠点を構えるサンフランシスコのベイエリアでの「大きな存在感は維持する」と述べています。

同社は、オースティンの5707 Southwest Parkwayを新たなオフィスとしてリースする予定であり、当初は約12名の従業員をそこに配置します。CEOのA. William Stein氏と数人の幹部はすでにオースティンに転居してお​​り、上級幹部は所得税の観点で大きな恩恵を受ける可能性が高いと同社は主張しています。

「米国中心部のロケーション、手頃な生活費、高度な教育を受けた労働力、そして支援的なビジネス環境により、テキサスはビジネス活動やテクノロジー成長の中心地となっている」とStein氏は述べています。「Digital Realtyの長期的な成長に向けて、戦略的投資を続ける中、テキサスでの拡大は、我々の利害関係者や従業員、そして我々の世界中のコミュニティに価値を提供し続けつつ、4,000社を超えるグローバル顧客のニーズを満たせるものと確信している」

Digital Realtyは既にテキサスで重要なデータセンター・フットプリントを運用しており、ダラスフォートワースは世界で最もアクティブなデータセンター地域の1つです。同社は現在、テキサス州全体で30か所のデータセンターを保有しており、総面積4,000,000平方フィート(371,600平方メートル)以上、総容量100MW以上に拡大しています。そして同社の北米の従業員のおよそ20%弱はテキサス在住です。

Greg Abbott州知事は、次のように述べています。「Digital Realtyがテキサスを新本社の拠点として選んでくれたことを嬉しく思う。そして、ローン・スター・ステイト (Lone Star State:テキサス州の別名) への投資の拡大に感謝する。Digital Realtyは、テキサスに本社を置くグローバルなテクノロジー系リーディング企業や、50社を超えるフォーチュン500企業の仲間に加わることとなる」

Data Center Dynamics

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