米GameChange Solar社、インドで最初のGenius Trackerシステムを完了

GameChange Solar社は、インドで最初のGenious Tracker (ジーニアス トラッカー )プロジェクトの完成を発表しました。

この394MWのプロジェクトは、グジャラート州の州都アーメダバードから110kmに位置しています。この太陽光発電所で37万6千世帯分のクリーンな太陽光発電を供給することが期待されています。

「GameChange Solarは、インドの大手独立系電力会社タタ・グループ傘下のタタ・パワー社に採用されたことを誇りに思います。このプロジェクトはインドで単軸トラッカーを利用した最大の太陽光発電プロジェクトで、GameChange Solar社のGenius Tracker 1Pが選ばれたのは、この地域の厳しい地盤条件と強風のためです。」と同社は述べています。

さらにこのプロジェクトは、2021年5月に襲来したTauktaeサイクロンの際は、当時一部しか建設されていない状態でも耐えることが出来ました。

５月のこのサイクロンは1998年以降にグジャラート州を襲った最強のサイクロンで、風速は160km/hを超え木や電柱を根こそぎにしました。Genious Trackerの高品質なエンジニアリングと建設により、当時設置された施設に全くダメージはありませんでした。

またGamechange SolarはGenius Trackerの原材料の20％以上をインド国内で調達するなど、インドへのコミットメントを示しました。

同社は今後のインドでのすべてのプロジェクトにおいて、使用する部品の50％以上を現地調達することを目標としています。

GameChange Solarの国際部門COOビカス・バンサールは以下のように述べています。「アーメダバードのプロジェクトにGenius Trackerを採用頂いたことを嬉しく思います。当社の最先端技術を今後インドのより多くのプロジェクトに提供できることを楽しみにしています。

当社はソーラー業界のグローバルリーダーとして、インド全体のクリーンなエネルギー供給に貢献できるよう努力していきます。」

W.Media (Anuradha Nagar記者）より抄訳・転載