YottaがBLCと提携し、ネパール初のスーパークラウドデータセンター建設へ

ネパール・カトマンズ近郊のラムコットに、同国初となる最先端のスーパークラウドデータセンターが建設されます。

建設に向け、インドの主要データセンター・プロバイダーであるYotta Data Servicesと、製造業やサービス業など多角的な事業を展開するネパールの企業、BLC Holdingがジョイントベンチャーを設立しました。

建設予定のデータセンターはK1と名付けられます。3エーカー以上の広大な敷地に、総面積60,000平方フィートの規模で建設され、最大4MWのIT負荷に対応します。

K1はTier III規格に従って建設され、今後24ヶ月以内に完成する予定です。また、ISO 14000およびISO 50000の要件に準拠し、ISO 27000、PCI-DSS、SOC2/3の基準に従い、情報セキュリティとデータプライバシーに重点を置く予定です。

この計画は、ネパールのデジタルインフラ強化と、地域企業への高度なデータセンターサービス提供に向けた重要な一歩となります。

Yotta Data Servicesの共同設立者兼CEOであるSunil Guptaは、この提携について、「当社の重要な市場範囲を拡大するだけでなく、規制コンプライアンスを遵守しながら、企業向けの最先端の技術を提供することを可能にします」と述べました。

また、BLCのMegha Chaudhary責任者は、K1の先端性を強調すると同時に、その影響力と意義について言及しました。「K1は単なるデータセンターではありません。グローバルなハイパースケーラーやAI/ML開発向けに設計された、最先端のデータセンターを特徴としています。建設からハイテク運用に至るまで雇用を創出し、ネパールの労働力を強化するとともに、ネパールをグローバルテックシーンにおける重要なプレーヤーとして位置づけます。」

Yottaはすでにインドで、ナビムンバイとグレーター・ノイダにある2つのTier IV施設を含む5つの大規模データセンターを持っており、バングラデシュのダッカのデータセンター計画にも参加しています。

W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載

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