アリババ、人員削減のさなか量子コンピューティングラボを閉鎖
ラボの閉鎖に伴い30名のスタッフが職を失うことに
アリババ(Alibaba)は量子コンピューティングラボとそのチームを研究部門から削減しました。
その際にラボと関連装置を浙江大学に寄贈したと同社は今週初めに認めました。
この研究所の閉鎖に伴い、30名のスタッフが職を失うことになります。
アリババの社内研究イニシアティブであるDAMO Academy は、今後代わりにAIの研究に注力していくと述べています。
ロイター通信によると、浙江大学は今回の影響を受けたスタッフを採用し、独自の量子研究に従事させる予定のようです。
DAMO は、AI と機械学習の研究を目的として 2017 年に立ち上げられました。
9月、アリババの最高経営責任者(CEO) Daniel Zhang(ダニエル・チャン)氏 は当初の予定通り会社から退きましたが、クラウド部門を率いる職も辞任し、会社に衝撃を与えました。
また、同社は今年初め、クラウド部門を分社化し上場すると発表しましたが、今月その計画を中止しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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