Equinixがトルコ・イスタンブールにデータセンターを開設

Zenium跡地に2つ目の施設を開設

米コロケーション大手Equinixが、トルコのイスタンブールに新しいデータセンターを開設しました。

イスタンブールで2番目となるInternational Business Exchange(IBX)データセンター(IL4)です。

この施設では、3,045平方メートル(32,775平方フィート)のコロケーションスペースで1,125台のラックを収容できます。IL4フェーズ1の計画は、同社の2022年第4四半期決算で発表されました。

新施設は、Equinixの既存のイスタンブール施設IL2と同じキャンパス内に位置します。この施設は、高密度配備のための液体冷却に対応できるよう設計されています。

Equinixのトルコ担当マネージング・ディレクターであるAslihan Güreşcierは次のように述べています。「トルコのイスタンブールに2つ目のデータセンターを開設できることを誇りに思います。最新鋭のIL4施設の建設と開設は、世界の戦略的に重要な地域において、AIと高密度なコンピュートソリューションを導入する企業をサポートするという当社のコミットメントを明確に示すものです。」

「イスタンブールの立地は、ヨーロッパとアジアを結ぶ接続のハブとして重要であり、急速に成長するITサービス市場と相まって、企業が成長し、接続の目標を達成するための理想的な目的地となっています。」

Equinixは2017年、イスタンブールにあるZeniumのデータセンターキャンパスを9300万ドルで買収し、トルコ市場に参入しました。

この買収には3棟のビルが含まれており、当時はそのうちの1棟だけが完全に構築されていました。買収時、この敷地には1,500平方メートル(16,146平方フィート)のコロケーションスペースがあり、12,000平方メートル(129,167平方フィート)まで拡張可能で、最大22MWの重要な顧客負荷に対応できる可能性がありました。

Equinixの業績によると、現在IL2として知られる施設のフェーズ3は、2022年第3四半期に開始され、550ラックが追加されたようです。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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